銀行とフィンテックと金融庁

近年銀行は融資先の企業から様々な不満を訴えられて来た。

その一つにスピード感がないことや事業性を加味した融資が行われないことがある。

そこでフィンテックが注目を集めて来た。


しかしこれは可笑しなストーリーがある。

これまで(現在も) 銀行にリスクの高い事業社へ融資をしないように法整備や指示を出して来たのは金融庁である。

またスピード感よりも正確かつ細かな情報を提出するように求めて来たのも金融庁である。

また銀行ライセンスを持っていないものを蚊帳の外に置いたのも同様だ。

しかし、市場が膠着し現金が市場に回らなくなると、トチ狂ったかのようにハシゴを外すような動きをし始めた。

大事なのはフィンテックではなく、銀行員が融資をしやすいように規制を緩和することや監視体制を緩めることも方法だと思う。


フィンテックはただの技術であり金融庁が旗を振ることではないと強く思う。